それは違う
それは違うんだ
間違えているのに
それに気づいているのに
わかっているのに
それは違うってことわかっているのに
どうして俺は歩みを止めない?
こびりついた返り血のあとを落とそうともせずに
肌についた血痕を拭いもせずに
どうして俺はその道を歩む?
今戻れば間に合うか?
回れ右をすれば戻れるか?
答えは 否 だ
頭でわかっていたって
身体がわかっていなければ意味がない
そんなことぐらい知っている
知っているのに
どうして俺はあきらめない?
間違えた道を歩み続けることを
やめさせる術はないというのに
あぁほらまた
新たな血の匂いがこびりついて離れない。
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